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非常に魅力的なハンコンThrustmaster T300RSの特別仕様モデルである、「T300 Ferrari Integral Racing Wheel Alcantara Edition for PlayStation 4/PlayStation 3」が6月30日にMSYより発売されました。

 

初めてこのハンコンを見た時の第一印象は「かっこいい!欲しい!!」これですね。(すぐに物欲をそそられるタイプです)

 

特にステアリングはFerrari 599XX EVOのレプリカモデルとなっており、素材も実車と同じアルカンターラ仕様で、まさにここまで来ると完全におもちゃの域を超えてます、そしてそういうの私大好きです!

 

そんな気になる「T300 Alcantara Edition」だが、詳しく内容を確認していこう。

目次

所有する喜びを与えるアルカンターラステアリング

少々大げさですがまあ良いでしょう!ではまず本体ユニットだが、ベース部分はT300RSと同じServo Baseを使用しているが、ステアリングは先程説明した通り599XX EVOのレプリカであり、Add-Onパーツでも販売されている「599XX EVO 30 Wheel」に変更されている。

 

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引用元:T300 Ferrari Integral Racing Wheel Alcantara Edition/thrustmaster.com

 

サイズは実車と比較すると8:10とさすがに実車よりは小さいが、ステアリング径は約300mmとT300RS標準のステアリング280mmよりは少し大きくなっている為よりリアルに近い操作が可能だろう。

 

ステアリングデザインも正円ではなく実車のようにDシェイプとなっており、素材も高級車の内装によく使われているアルカンターラを使い、さらに各ボタン類も忠実に再現されている。パドルシフトだけは実車より少し小さめなデザインだが、全体的な再現度は非常に高い!

 

また余談だが、別タイプのAdd-Onパーツに「F458 Challenge Edition」と言うモデルも存在する。

 

 

こちらはステアリング径こそ標準と同じ280mmだが、素材に革を使用していることで触り心地が良くデザインもレーシーな仕上がりで「599XX EVO 30 Wheel」より少し安いので、すでにT300RSやT500RSを所有されている方で、ステアリングだけ交換したいという方にはおすすめですね♪

 

クラッチ操作も可能な3ペダルユニット

次にペダルユニット部分だが、こちらもT300RS標準の2ペダルから3ペダルのAdd-Onパーツ「T3PA」へとグレードアップされている。

 

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引用元:T300 Ferrari Integral Racing Wheel Alcantara Edition/thrustmaster.com

 

これによってT300RSの不満点であったクラッチ操作にも対応し、より本格的なレースゲームが可能となる!

 

さらにペダルの踏み心地についてだが、標準の状態ではT300RSと大差ないが「T3PA」にはブレーキの重さを調整できる「ブレーキMod」が付属されており、これはブレーキペダルの裏にゴムを噛ませ、その抵抗を利用し踏み心地に重さを与えるという仕組みになっている。

 

公式なオプションでは無かったが、私も以前G27で同じようなカスタムをした事があり、G27の場合はペダルユニットを分解し、バネの中にスポンジを入れブレーキ後半でテンションが強くなると言う仕様だったが、確かにそうすることでブレーキング調整がすごく良い感じに仕上がった。

 

それが「T3PA」では本体を分解せずに手軽に試せるので是非とも一度体験してみたいところだ。

 

ただ唯一残念だったのはステアリング部分に比べペダルユニットは少々チープな印象を受けた。

 

写真でも分かる通り「T3PA」はペダルこそアルミになっているが、それ以外の素材は基本プラスチック製で、デザイン的にも特にこだわりを感じない。

 

もちろんT300RS標準のペダルよりはデザインや機能面でもグレードアップするのだが、ステアリングが非常に仕上がりが良かったため、どうしてもバランス的にペダルが負けていると思ってしまった。

 

また、こちらも余談になってしまうが「T3PA」にはさらに上級モデルの「T3PA-PRO」も存在する。

 

「T3PA-PRO」はT500RSの標準ペダルにもなっており、高級感、踏みごたえ、耐久性全てにおいてずば抜けてますね、もはや素足でプレイは不可能な程のペダルユニットです。

 

贅沢を言えば「T300 Alcantara Edition」には「T3PA」ではなく「T3PA-PRO」を装備して欲しかったですね。とんでもない値段になりそうですが…

 

「T300 Alcantara Edition」仕上がりは良いがやはり値段がネック

この様に「T300 Alcantara Edition」は非常に魅力的なハンコンセットであり、クラッチ操作の対応などT300RSをさらに良い環境でプレイ出来る仕様であることは間違いない。

 

しかしこれだけのパーツの組み合わせとなると当然価格もそれなりに高額となっており、MSYの希望小売価格は64584円(税込)とT300RSよりさらに20000円程高く設定されている。

 

もちろんクラッチ操作対応で格的に楽しみたい方やステアリングもこだわりのものへ交換予定の方には、T300RSを購入後にAdd-Onパーツを追加で購入するよりは割安になる為おすすめ出来るが、初めてハンコンを購入するという方には少々ハードルが高いと思ってしまうのは仕方ないだろう。

 

2015年12月25日に発売された質感、性能を抑え価格重視したT150の全く逆の発想、本格仕様の「T300 Alcantara Edition」は一体どれだけのユーザーに共感を得れるのかは分からないが、予算が許されるのであれば私は断然「T300 Alcantara Edition」を購入しますね♪

 

 

【追記】

念願のT300 Alcantara Editionをとうとう購入しました!
本体の質感やプレイ時の操作感を詳しくレビューしてますので宜しければこちらも参考にしてみてください♪

 

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