gemingmonitor.jpg

 

PS4でレースゲームやFPSをプレイする際のディスプレイですが、家庭用のテレビや普通のモニターでプレイしている方も多いのではないでしょうか?

 

確かにリビングのテレビだと手軽にゲームが出来ますし、普通のモニターでもPS4は問題なくプレイ出来ます。

 

しかしゲームに特化したゲーミングモニターを使えば通常のモニターでは得られない多くのメリットがあり、今よりもPS4をより快適にそして有利にプレイする事が出来ます!

 

そこで今回はPS4におすすめで、尚且つコストパフォーマンスに優れたゲーミングモニターを解説しながら紹介していきたいと思います♪

目次

PS4ゲーミングモニター選びの注意点とメリットは?

PS4でレースゲームやFPSなど動きの激しいゲームをプレイする際に最適なゲーミングモニターの選び方ですが、私が特に重要だと考えるポイントは大きく3つあります。

 

これを知らずに家庭用テレビのままPS4をプレイしていると、実は物凄く不利な環境でプレイしている可能性もありますので是非この機会に確認しておきましょう!

 

レースゲームやFPSでは応答速度と遅延が最重要

残像.jpg

 

応答速度とは画面の色が変わるまでの時間の事で「ms」と言う単位で表記されます。この数値が大きいと色の変化する速度が遅いため、じんわりと色が変わり速い動きの際にこれが残像として映し出されます。

 

※黒→白→黒と色が変わる場合の表記と、中間階調域GTG(Gray to Gray)での表記方法があり、5ms(GTG2ms)と言う記載があれば黒白黒の応答速度は5msでGTGでは応答速度が2msとなる。

 

逆に数値が少ないと速い動きの際もくっきりシャープな映像となり、レースゲームやFPSは基本的に高速で映像が移り変わりますので残像が少ないほうが当然プレイしていて気持ちが良い(疲れない)ですし私は重要だと思います。

 

ちなみに家庭用の液晶テレビでは快適にゲームがプレイできるよう低遅延をウリにしていますが

 

遅延と応答速度は同じではありません。

 

遅延とはコントローラー(入力デバイス)で操作して実際にモニターに映像が映し出されるまでの時間の事で、この数値が大きいほど自分が操作したプレイより映像が遅れて映し出される事になり、レースゲームではこれが原因でアクセルワークやブレーキング、コーナリングが遅れタイムロスに繋がりますし、FPSでは出会い頭の打ち合いなどかなり不利になるでしょう。

 

最近ではSONYのブラビアや東芝のレグザはゲームに対する遅延を重要視しており、遅延を少なくする「ゲームモード」などを搭載することで対策していますが、ひと昔の液晶テレビでは遅延対策が十分ではなかった為、実はかなり不利な環境でプレイしている可能性もあり、そんな方にも遅延に有利なゲーミングモニターはおすすめと言えるでしょう。

 

 

ちなみにこちらはリモートプレイにより発生した遅延なので少し意味合いが違いますが、遅延とはどういう事なのかが分かると思いますので宜しければ参考までにご覧ください。

 

 

PS4の性能に見合ったモニターを選ぶ

性能.jpg

 

PS4はハードの仕様上フルハイビジョン(フルHD)映像で30~60フレームで動作し、2016年11月10日に追加発売されたPS4Proでも画質は4Kクオリティーですが30~60フレームと最大フレームに関しては通常のPS4と同じです。

 

フレームレートとは"ゲーム側で1秒間に何回映像が変わるか"を表しています。また似たような言葉でリフレッシュレートというものがあり、こちらは"モニター側で1秒間に何回映像がかわるか"を表しており、単位はどちらも「Hz」となります。

 

つまりどんなに高リフレッシュレートのゲーミングモニターでもPS4をプレイする際は60Hz以上あっても意味が無いのです。

 

これは画面解像度にも同じことが言え、例えば4Kのようにフルハイビジョン以上の解像度をもつゲーミングモニターでもPS4Proであれば性能を活かせますが、通常のPS4でプレイする際には性能を発揮しきれません。

 

要はこの様なゲーミングモニターはPS4にはオーバースペックなのです。

 

高リフレッシュレート、フルHD以上の解像度でプレイできるPCゲーム用モニターとしても一緒に使う場合には良いが、PS4専用で使うモニターの場合は価格が高くなるだけなのであえて購入する意味は無いでしょう。

 

モニターサイズは視聴距離を考慮して選ぶ

サイズ.png

 

ゲーミングモニターのサイズは23~27インチが主流となっているが、PS4レースゲームで利用するのであれば私は出来れば27インチ以上をおすすめしたい。

 

確かにモニターサイズが大きいほど価格も高くなると言うデメリットもあるが、それ以上に迫力が増すとういメリットの方がレースゲームの場合は大きいと私は思います!

 

しかしサイズ選びで注意すべきポイントがあり、それは視聴距離に対して適切なモニターサイズを選ぶという事だ。

 

どんなに美しい映像でも視聴距離が近すぎると目を動かす範囲も広がるため目が疲れてしまいますし、特にFPSのように常にモニター全体を見渡す必要があるゲームの場合は、23インチなどあえて小さめのサイズを選ぶ方が有利と言う方も多くいます。

 

モニターサイズはゲームジャンルに合わせ、小さすぎず、大きすぎず、最適な視聴距離が正解です。

 

また適切な視聴距離の調べ方だが、PS4のゲームはフルハイビジョン映像となっており一般的にフルハイビジョンのテレビの場合画面の高さの3倍が適正な視聴距離とされています。

 

TVボード、PCデスク、専用のコックピットなどプレイするスタイルにもよりますが、それぞれのモニターサイズに対する視聴距離を記載しておきますので購入の際の参考にして頂ければと思います。

 

サイズ表記 画面縦幅(cm) 画面横幅(cm) 視聴距離(cm)
23インチ 28.63 50.83 85.89
24インチ 29.87 53.04 89.61
27インチ 33.60 59.66 100.8
32インチ 39.83 70.71 119.49
40インチ 49.78 88.39 149.34
42インチ 52.27 92.81 156.81

 

 

※私個人の感覚になりますがゲームの場合TV映像とは違い、この数値より若干近い位の方が細部を認識しやすく迫力も損なわないと思います。またレースゲームの場合はさらに近くて良いと思います。

 

レースゲームの視聴距離に関してはこちらでも詳しく解説していますので宜しければ参考にしてみて下さい。

 

 

PS4おすすめコスパ良しゲーミングモニター

PS4のゲーミングモニター選びのポイント少しはご理解いただけたでしょうか?

 

ではここからはPS4には必要ない余分な機能は省きつつ、重要なスペックには妥協せず、尚且つモニターサイズ別に最もコストパフォーマンスの良いPS4おすすめゲーミングモニターをご紹介していきたいと思います♪

 

ASUS ゲーミングモニターVP228HE【21.5インチ】

 

メーカー:ASUS

液晶サイズ:21.5インチ

液晶パネル:TNパネル(ノングレア)

解像度:1920×1080

リフレッシュレート:60Hz

応答速度:1ms

入出力端子:HDMIポート×1、D-Sub 15ピン

保証:メーカー3年保証付き

 

 

ゲームに最適な1msの高速な応答速度を備えたASUS製ゲーミングモニターです。

 

モニターサイズこそ21.5インチと小ぶりだが、PS4には十分なスペックと目の疲れを軽減してくれる「ブルーライト軽減機能」、「フリッカーフリー機能」などのゲーミングに重要な機能もしっかり搭載しています。

 

またコストパフォーマンスが圧倒的に高く、あえて小さなモニターが欲しいという方におすすめなモニターですね!

 

 

LG ゲーミングモニター 24MK400H-B【23.5インチ】

 

メーカー:LGエレクトロニクス

液晶サイズ:23.5インチ

液晶パネル:TNパネル(ノングレア)

解像度:1920×1080

リフレッシュレート:75Hz

応答速度:1ms

入出力端子:HDMIポート×1、D-Sub 15ピン

 

 

23インチ台のゲーミングモニターで最もコストパフォーマンスが優れているのが、こちらのLG製ゲーミングモニター 24MK400H-Bです。

 

またPS4に最適なスペックだけでなく、映像遅延を軽減する「DASモード」や、暗いシーンの視認性を向上する「ブラックスタビライザー」が搭載されており、瞬発的な反応や暗いシーンが多いFPSではとても有利です。

 

PS4で23インチ前後のサイズをお探しで、コスパ重視であれば是非チェックして頂きたいおすすめなゲーミングモニターです!

 

 

ASUS ゲーミングモニター VP278H【27インチ】

 

メーカー:ASUS

液晶サイズ:27インチ

液晶パネル:TN(ノングレア)

解像度:1920×1080

リフレッシュレート:60Hz

応答速度:1ms

入出力端子:HDMIポート×2、D-Sub 15ピン

保証:メーカー3年保証

 

 

レースゲームなどで迫力ある映像を楽しみたい方におすすめなのが、先程ご紹介したASUS製ゲーミングモニターの27インチモデルです。

 

映像スペックは「VP228HE」同様PS4に十分な性能で、さらにHDMIポートを2つ搭載しているのでPS4だけでなくPC画面の出力などもケーブル挿しかえ無しで利用可能です。

 

価格高くなりやすい27インチモデルの中でもこちらはコストパフォーマンスが高く、迫力ある映像とコスパ重視であれば「VP278H」一択と言っても良い程です!

 

27インチの適切な視聴距離を確保出来る環境の方や、レースゲームでの利用を考えている方に是非おすすめしたいモニターですね!

 

 

Philips 液晶ディスプレイ 323E7QDAB/11【31.5インチ】

 

メーカー:Philips

液晶サイズ:31.5インチ

液晶パネル:IPS

解像度:1920×1080

リフレッシュレート:60Hz

応答速度:5ms

入出力端子:HDMI×1、DVI-D×1、D-Sub15ピン×1

保証:メーカー5年保証

 

 

最後にご紹介するのは31.5インチと大迫力なサイズでありながら、圧倒的なコストパフォーマンスを誇るPhilips製「323E7QDAB/11」モニターです。

 

こちらのモニターはゲーミングモニターではないのですが、「フリッカーフリー機能」「Low Blue Mode」など快適にゲームをプレイ出来る機能がしっかり押さえられています。

 

リフレッシュレートこそ5msと他モニターに少し劣りますが、余程シビアなプレイを求めない限り5ms以下であれば不満に感じる事はないでしょう。

 

また標準的なゲーミングモニターのパネルに採用されているTNパネルと異なり、こちらはIPSパネルを採用している事で鮮やかでくっきりとした映像が楽しめるのもこのモニターの特徴です。

 

迫力とコスパ優先で、適切な視聴距離を確保出来る方におすすめなモニターですね♪

 

 

おわりに

以上が私がおすすめするコスパ抜群なPS4用ゲーミングモニター達です。

 

ゲーミングモニターは様々なメーカーが多くの商品を販売しており、価格や機能も様々な為なかなか選び方が難しいですが、PS4で使用するのであれば今回紹介したゲーミングモニターから選んでいただければ失敗は少なくなりますよ♪

 

また、すぐに購入しないまでも今の自分のプレイ環境を知っておく事で今後の環境作りの参考にはなると思います。是非コストパフォーマンスに優れ尚且つPS4のプレイに最適なベストゲーミングモニター選びの参考にして頂ければと思います!

記事がお役に立てばシェアおねがいします。