近年世界的に盛り上がりを見せるe-sportsですが、その会場で一際目を引くゲーミングチェアと言えばAKRACINGです。

 

その座り心地の良さや品質の高さから多くのプロゲーマーや人気YouTuberからも愛用されており、ゲーミングチェアの購入を考えている方にとっては必ず選択肢に入ってくるメーカーではないでしょうか?

 

そして、今回はそんなAKRACINGより新しく発売された「ONE PIECEシリーズ」のご提供を頂きましたので実際に使って感じた点や、私が今まで使ってきたDXRACERのゲーミングチェアとの違いについても私なりにレビューしてみたいと思います!

目次

AKRACINGゲーミングチェア「ONE PIECEシリーズ」とは?

AKRACINGには最上位モデルの「ProXシリーズ」、スタンダードモデルの「OVERTUREシリーズ」、ミドルモデルの「Nitroシリーズ」、ファブリックモデルの「Wolfシリーズ」と、オフィスチェアの「Premiumシリーズ」、座椅子モデルの「極坐シリーズ」があります。

 

そして今回新しく発売された「ONE PIECEシリーズ」はスタンダードなゲーミングチェア「Overtureシリーズ」をベースにしており、堅牢なメタルフレームと極厚クッション、高級感ある上質なPUレザーなどAKRACINGの基本設計をしっかり受け継いだ、ゲーミングチェアで唯一ONE PIECEとコラボしたモデルとなっています。

 

 

また、ONE PIECEキャラクター(ルフィ、ゾロ、サンジ、ナミ、チョッパー)のイメージカラーに合わせた5色展開で部屋のイメージや好みにも合わせやすく、特にチョッパーをモチーフにしたピンク色のゲーミングチェアは他メーカーではなかなか見られない希少な色と言えるでしょう。

 

ちなみに私はルフィーをモチーフにしたレーシーな赤を選択しましたので、こちらについてレビューしてみたいと思います!

 

組立てながら分かるAKRACINGの高品質な造り

AKRACINGのゲーミングチェアはこの様に巨大な段ボール1つで送られてきます。

 

 

重量も相当ありますので受けると際には覚悟と、組立て場所の確保が必要ですね!

 

段ボールを開封すると以下の様にゲーミングチェアと付属品が1つ1つ丁寧に梱包されています。

 

 

付属品の中身はこちらです。

 

 

全ての梱包を外し内容物を確認してみます。

 

 

①背もたれ部
②座部

③ランバーサポート

④ヘッドレスト

⑤5本足ベース

⑥ヘッドレスト固定クリップ

⑦プラスチックカバー

⑧マニュアル、付属工具、手袋

⑨ポリウレタン製キャスター

⑩ガスシリンダーカバー

⑪ガスシリンダー

⑫ガスシリンダー固定台

 

組立ては付属の六角レンチだけで出来ますので、特に自分で工具を用意する必要はありません。

 

また、付属品の中に手袋がついていた事には驚きました。組立て式の商品で簡易的な工具が入っている事はよくありますが、手袋まで付属してくる商品は初めてですね。

 

 

組立てマニュアルも全て日本語表記で、説明も写真付きで非常に分かりやすく組立てで迷う事はまずないでしょう。では早速手袋をしてマニュアル通りに組立ててみます!

 

まずは背もたれ部と座部を取り付けます。

 

 

格安で販売されているゲーミングチェアの場合、この部分のネジ穴がなかなか合わないと言うレビューを見かけますが、さすがAKRACING手締めで仮止め出来る程すんなり取り付け出来ました!

 

ネジをしっかり締め終わったらプラスチックカバーを取り付けます。

 

 

次は椅子をひっくり返し元々付いてあったネジを使いシリンダー固定台を取り付けます。

 

 

ここもネジ穴の位置はピッタリでAKRACINGの精度の高さがうかがえます。

 

ちなみにシリンダー固定台には前後の方向がありますので取り付けの際には注意しましょう。

 

 

シリンダー固定台を座部に取り付けたら、ガスシリンダーにシリンダーカバーを被せ固定台の穴に差し込みます。

 

 

そして5本足ベースの各穴にキャスターを押し込み、先程のガスシリンダーに差し込みます。

 

 

 

椅子を起き上がらせてたらひとまず完成です!

 

 

そのままでもAKRACINGの座り心地の良さは体感出来ますが、せっかくなのでランバーサポートとヘッドレストも取り付けてみます。

 

 

 

 

組立て開始からここまで1人で作業して約15分程でした。

 

マニュアルには出来れば2人での作業が望ましいとありましたが、各ネジ穴や寸法の精度が高く、押さえ込みながらネジを締めるといった力技の作業が無いので、男性であれば一人でも十分組立て可能ですね!

 

質感や可動部分をチェック

座り心地に重要となる座部には高密度なモールドウレタンフォームがふんだんに使われており、厚みがあるシートクッションは非常に快適な座り心地で、今まで普通の椅子しか座った事が無い方でしたら座った瞬間に快適さの違いを感じ取れると思います。

 

 

 

この様に体重を乗せて押し込んでみたり、思いっきり握り潰してもみましたが、まったく底突きする様子もなく弾力感も抜群です!

 

さらにAKRACINGで使われているクラス4ガスシリンダーは耐久性の高さはもちろん、座った時に程よく沈み込んでくれるので、これも座り心地の良さにつながっているんだと思います。

 

 

キャスターは直径65mmのポリウレタン製が使われており、安価なナイロン製より床への損傷が軽減され、転がる時の音も静かで25kg以上もあるゲーミングチェアでも指の力だけで動かせる程スムーズです!

 

アームレストはプラスチックのような素材に見えるが実は力を入れると押し込める程の柔らかさで、これであれば長時間利用しても腕が痛くならないですね。

 

 

さらに上下の高さも28cm~35cmと調整が可能で、殆どのデスクで水平に設置できる為、奥行きが狭いデスクを利用している方はデスク上が有効に使えて便利です!

 

またアームレストは初めから座部に設置されていたので気が付かなたっかのですが、上下の昇降だけでなく左右に調整も可能です。

 

 

但し左右の調整は座部裏側のネジの締め付け位置によって調整となるので、あらかじめ自分に合った位置で固定しておくと良いでしょう。

 

AKRACINGとDXRACERを比較してみる

 

基本設計が「OVERTUREシリーズ」と同じ「ONE PIECEシリーズ」は想定価格が49,800円、一方比較する「DXRACER DXR」は29,800円と価格もモデルクラスも違うため、単純にメーカーによる比較とはならないが、同じゲーミングチェアでも価格差によってどの様な違いがあるのか、と言う点については比較になると思うので今回はあえてこの2モデルを座り比べてみました。

 

結論を先に言ってしまうと、AKRACING「ONE PIECEシリーズ」の方が座り心地、各パーツの品質どちらも良く、2万円程の価格差はあるもののAKRACINGを選ぶ価値は十分にあると私は思いました。

 

では実際にどのような違いがあるのか、またAKRACINGを選ぶ事でどんなメリットがあるのかをそれぞれのゲーミングチェアに座りながら見ていきたいと思います。

 

シート素材による違いと座り心地

まずこの2モデルで一番分かりやすい違いは、PUレザー素材なのかファブリック素材なのかだと思います。

 

 

見た目の高級感や汚れた際の手入れのしやすさはやはりPUレザー素材の方が優れています。しかし撥水性があるがゆえに蒸れやすいというデメリットもあり、価格もファブリックモデルより高価になりやすいです。

 

この様にそれぞれの素材にはメリットとデメリットがありますし使う方の好みもあるので、どちらか一方が優れているとは私は思いません。

 

但し、座り心地に関してはAKRACINGの方が柔らかく、シリンダーの沈み具合もしなやかで座り心地が良いと感じました。

 

ゲーミングチェアは硬すぎても、柔らかすぎても座り心地は良くないと思うのですが、この2モデルを座り比べた場合AKRACINGの方が程よく柔らかいので、体が包み込まれる感じが強く、より疲れにくいと私は思います。

 

付属パーツの違い

付属されているパーツもこの2モデルでは違いがあります。

 

特にランバーサポートの柔らかさと、キャスターの大きさは違いがあり、座った際の腰へのフィット感、ゲーミングチェアを動かした際の滑りやすさはAKRACINGの方が良いです。

 

 

 

正直「DXRACER DXR」のランバーサポートは硬すぎて、形状も盛り上がりが強かったので私には合わず使っていませんでしたが、AKRACINGの場合は柔らかく沈み込んでくれるので、これであれば取り付けても良いと思いました。

 

 

キャスター部分もかなり違いがありますね。どちらもウレタン製ですがDXRACERのキャスターは直径50mmに対しAKRACINGは65mmと大型で、一般的に径が大きい方が抵抗が少なくなるのでよりスムーズな移動が可能です。

 

その他にも実際の使い心地には大きく影響無いと思いますが、5本足ベースやアームレストの大きさなどどちらもAKRACINGの方が質が良く、この辺でも価格の違いによる品質の違いを感じます。

 

 

また個人的には背面からの見た目でAKRACINGは背もたれ上部にもロゴの刺繍がありカッコ良いですね!高価な商品なので見た目も選ぶ重要なポイントの一つだと思います♪

 

最大180°のリクライニング機能

AKRACING独自の機能に最大180°まで倒せるリクライニング機能があります。

 

 

AKRACINGは最大180°のリクライニングが可能です。

 

 

DXRACERのリクライニングは135°と少ないですが、これでも座りながら背伸びしたりリラックスするには十分な角度です。

 

普段使いで180°まで倒して使う機会はあまりないのかもしれませんが、AKRACINGを購入したら一度は必ず試しちゃいますね。ちなみに180°倒した状態でもしっかり安定していますので仮眠程度なら本当に出来ると思います!

 

おわりに

今回のAKRACINGゲーミングチェアのレビューはいかがだったでしょうか?

 

ゲーミングチェアは一度購入するとそこから数年単位で使い続ける為、信頼と実績があるメーカー選びは非常に重要で購入の際に失敗しないポイントだとも思います!

 

みなさんもゲーミングチェアの購入を検討する際は、妥協せずAKRACINGのゲーミングチェアを一度チェックしてみて下さいね♪

 

 

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