2016年の11月に購入してして3年以上使い続けたT300RSですが、新年早々左パドルシフトにグラつきのような違和感を感じるようになりました。
かなり長く使ってきたハンコンですのでこの機会に買い替えも検討したのですが、ステアリング部分を分解してみると意外と簡単に修理出来てしまいました。
そこで今回は修理までの分解手順の写真を撮影してみましたので、同じような症状の方がいましたら修理の参考にして頂ければと思います♪
T300RSのステアリングを分解
今回修理したステアリングは「T300 Alcantara Edition」に付属されている「フェラーリ599XX EVO」で、症状としてはパドルシフトが上下にグラついたり、押し込んだ後も戻りが悪かったりという状態でした。
ですが左パドルの信号は正常に認識しており、その事から基盤の故障などではないと感じましたので分解してみる事にしました。
修理に用意した工具は以下の4点です。
・プラスドライバー
・マイナスドライバー
・六角レンチ
・アロンアルファ
では早速ステアリングを分解していきましょう!
まずはステアリング裏の赤丸と青丸のプラスネジを外します。
青丸のネジの方が少し長いので組み直す際に注意しましょう。
次は表面の赤丸と青丸の六角ネジを六角レンチで外します。
こちらも青丸の六角ネジの方が長いので注意してください。
六角ネジを外すと画像の様にステアリングが取れます。パドルシフトがついている本体側には小さなバネと十字キーがついていますが、固定はされていないので取り外しの際には無くなさいようにしましょう。
本体側のカバーも外れる状態になっていますので、少し持ち上げてマイナスドライバーを使い赤四角で囲ったカプラーに引っかけて外します。
無事外し終えたら赤丸のプラスネジを外してカバーを取ります。
原因はこれですね、バッチリ折れてます!
シフトダウン時に毎回負荷がかかる部分なので、劣化するプラスチックでは3年もすれば折れても仕方ありませんね。
取り合えずアロンアルファで接着してみます。
幸いネジ穴を外れて、きれいに折れていたおかげでかなり頑丈に接着出来ました!
ついでに反対の右パドルシフトも確認してみましたが、こちらは亀裂なども無く問題無さそうです。少しネジが緩んでたので一応増し締めしておきました。
後は逆の手順で組み上げれば作業完了です。
修理して2週間程使用してみましたが今のところ問題無く使えています。こころなしか各ネジを増し締めしなおした事で軋みが少なくなったようにも感じます。ある程度使い続けたハンコンでしたら緩みも出ていると思うので、メンテナンスを兼ねて分解してみるのも良いかもしれませんね♪
おわりに
今回のハンコンT300RSのパドルシフト修理はいかがだったでしょうか?
ステアリング内の構造は意外と単純なので作業難易度としては低いと思います。同じような症状の方がいましたら買い替えを検討する前に一度分解に挑戦してみて下さいね!
またT300RSベースユニット本体側のメンテナンスも記事にしていますので、宜しければこちらも参考にして頂ければと思います!
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